今日も「眠りながら巨富を得る: あなたをどんどん豊かにする「お金と心の法則」」から頂きます。が、今日は、この本の133pの紹介されている二人の先哲の名言について語ってみようと思います。
先ず、一人目は、ロングフェロー氏です。以下、Copilotが教えてくれました。
ヘンリー・ワズワース・ロングフェロー(Henry Wadsworth Longfellow, 1807年~1882年)は、19世紀アメリカを代表する詩人の一人で、ロマン主義文学の重要人物。ボウディン大学やハーバード大学で教鞭を取ら、代表作としては、
『人生讃歌(A Psalm of Life)』
『ポール・リビアの騎行(Paul Revere’s Ride)』
『ハイアワサの歌(The Song of Hiawatha)』
『エヴァンジェリン(Evangeline)』
『村の鍛冶屋(The Village Blacksmith)』
があり、特に「村の鍛冶屋」は、明治時代の啓蒙思想家である、あの中村正直によって1870年(明治3年)に『英訳漢語』という書物の中で紹介されたそうです。中村正直氏は、マーフィーの法則を日本に紹介された大島淳一(渡部昇一)氏や、近著『マネー・スイッチ お金の流れを劇的に変える50の法則』で更に有名になった及川幸久氏も絶賛されているサミュエル・スマイルズの『Self-Help』を『西国立志編』(1871年)として翻訳し、「天は自ら助くる者を助く」という言葉を広めた人としても有名ですよね。この『西国立志編』は、福澤諭吉の『学問のすゝめ』と並ぶ明治啓蒙書の双璧でして、多くの明治期の若者に影響を与えたのですから、なんだか、このブログにも因縁めいたものも感じつつ、当たり前かとも思いつつ、「あの大富豪のロックフェラーの間違いじゃないの」などと無知丸出し不謹慎極まりない勝手解釈をした自身に恥じ入りつつ、Copilotに感謝している次第です。
で、マーフィー先生が紹介されているロングフェロー氏のお言葉は、
「悲しい顔をして過去を覗くのは止めなさい。
過去は戻ってこないのですから。
懸命に現在を改善しなさい、それが肝要なことなのです。
まだはっきりしない未来を恐れることなく、男らしい勇気を持って進んで迎えなさい。」です。
「男らしい勇気」のところは、どうしても現在のご時世では引っかかってしまうところではありますが、「懸命に現在を果然しなさい」とは、日本神道の「中今」思想ですよね。日本仏教の修行にもあるようですが、とにかく、「今を全力で生きること」だと、私は思ています。保江邦夫さんに言わせると「量子力学的には過去も未来もない」そうで、そもそも時間なんて存在しないそうなので、全く日本の神道も仏教も奥深いと思います。
紹介されているもう一人の鉄人は、セネカです。以下、これもCopilotさんに教えてもらいました。
セネカ(ルキウス・アンナエウス・セネカ、Lucius Annaeus Seneca)は、古代ローマの哲学者・政治家・詩人で、特にストア派哲学の代表的な思想家として知られ、セネカの思想は、後のキリスト教倫理やルネサンス期の人文学にも影響を与え、現代でも「ストア哲学の実践者」として再評価されており、自己啓発やミニマリズムの文脈でも注目されているとのことです。
で、この最後の「自己啓発やミニマリズムの文脈でも注目されている」という部分が、このブログ的ではあると確信しています。
で、マーフィー先生が紹介されているのは、
「現在うまくいっていない人は未来を心配するものだ、とだけは言える」です。
やっぱりこれも、「中今」ですよね。未来への心配は執着だし、結局は、神様や自分の潜在意識を信じていないことですし、「現在うまくいっていない」ことは、現在を全力でいきていないことになるのではないでしょうか。確かに、「自己啓発」的文脈で確認できますね。
今日は、西洋も東洋もともに、「今を生きる」=「中今思想」こそが、人生の成功を手に入れるために本当に大切なことだということのお話でした。
では、次は、その〈秘密の儀式〉の具体的なお話になります。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
また、来週、お会いしましょう。
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